「
新潟記念・G3」(9月3日、新潟)
前走の
函館記念で念願の重賞初制覇を飾った
ルミナスウォリアーは、「サマー2000シリーズ」では、現在10ポイントを獲得して3位。11ポイントで2位の
タツゴウゲキとともに最終戦での逆転王座を狙う。
レース直前まで降り続いた雨で、少し時計がかかる重い馬場。
函館記念で
ルミナスウォリアーは、4コーナー3番手と普段より早めのスパートから、
メイショウサムソン産駒らしい重巧者ぶりを発揮し、直線で突き抜けた。
ただ馬場が味方しただけではない。全22走中15戦の手綱を取ってきた柴山は「夏に函館で調整し始めてから調教の動きが変わって、昔より時計的に動けるようになってきた。道中の走りもしっかりしてきた」と成長を強調する。
前走後はノーザンファーム天栄で放牧、調整。19日に美浦に帰厩した。23日には美浦Wで
キョウワクロニクル(4歳500万下)を道中2馬身追いかけ、5F67秒6、ラストは強めに追われて12秒7で併入した。和田郎師は「順調に来ています。ハンデは重くなるかもしれないが、状態はいいのでうまく競馬をしてほしい」と動きに納得の表情を見せた。
今回は主戦の柴山が騎乗停止で乗れないが、勝利なら文句なしのシリーズチャンピオン。好機は逃せない。
提供:デイリースポーツ