「
新潟記念・G3」(3日、新潟)
過去10年における
新潟記念の年齢別成績で連対率トップを誇るのが7歳馬だ。25頭が出走して5連対。2年前も7歳馬の
パッションダンスが6番人気で勝利している。
今年の7歳馬で不気味なのが、角居厩舎の3頭だ。大将格の
ラストインパクトは重賞3勝に、ジャパンCの2着惜敗もあり、G3なら威張れる存在。近走は不振だが、角居師は「放牧から帰ってきて軽い動きをしている」と話しており、
京都大賞典での復帰予定を前倒ししたあたりにも、復調ムードを感じさせる。
前走の
目黒記念で3着と好走した
ハッピーモーメントは「年齢を重ねて扱いやすくなっている」とトレーナーは気性面の成長を実感している。また、昨年の
新潟大賞典2着がある
フルーキーについても「順調に来ているし、状態は悪くないですよ」と上々の感触。
先週のキーンランドCでは9歳馬の
エポワスが勝利しており、夏の高齢馬を侮るなかれ。今週も角居7歳トリオの奮闘には、注意を払いたい。
提供:デイリースポーツ