9/3(日)は札幌・小倉・新潟の3場開催。札幌・新潟は曇り予報。小倉は晴れる見通し。
■サマー2000シリーズ最終戦の行方は
新潟11Rの
新潟記念(GIII)は「サマー2000シリーズ」の最終戦。現在ポイントランキング上位の馬で出走するのは2位の
タツゴウゲキ(11ポイント)、3位タイの
ルミナスウォリアー(10ポイント)、8位タイの
マイネルフロスト(5ポイント)。また、6位タイの
タマモベストプレイ(6ポイント)は札幌11Rの丹頂Sに出走する。シリーズ首位の
サクラアンプルールは13ポイントで確定している。
■夏の小倉の出世レース
小倉11Rは2歳重賞の
小倉2歳S(GIII)。今世紀では今年の
桜花賞馬
レーヌミノル、2007年
スプリンターズSを制した
アストンマーチャン、2005年
フェブラリーSを制した
メイショウボーラー、2001年阪神JFを制した
タムロチェリーと、このレースの優勝馬のうち4頭が後のGIホースとなった出世レース。2着にも2003年
朝日杯FS優勝馬
コスモサンビーム、GI・7勝馬
ブルーコンコルドや、2年連続でサ
マースプリントシリーズのチャンピオンとなった
ベルカントなどがいる。
■
藤田菜七子騎手、2月以来の重賞騎乗
その
小倉2歳Sに出走する
フローラルシトラスの鞍上は
藤田菜七子騎手。中央重賞での騎乗は今年2月の
ダイヤモンドSの
サイモントルナーレ以来、通算4度目。
フローラルシトラスはデビューから2戦続けて手綱を取り、2戦目で勝利に導いた。その未勝利戦の勝ちっぷりからも人気サイドの1頭になりそう。人馬ともに重賞初勝利となるか。
■
桜花賞馬半弟・
プロトスターがデビュー
新潟5R・新馬戦では2011年の
桜花賞馬・
マルセリーナ(
父ディープインパクト)の半弟となる
プロトスター(
父ネオユニヴァース)が初陣を迎える。兄には重賞3勝馬
グランデッツァ(
父アグネスタキオン)もいる期待馬。鞍上は
岩田康誠騎手。
■白毛馬
ハウナニ、新潟で初陣
新潟6R・新馬戦では白毛馬・
ハウナニが
内田博幸騎手鞍上でデビューを迎える。母
母シラユキヒメ、
母ユキチャンと3代続く白毛の血統。父は好調の新種牡馬
ロードカナロア、調教の動きもよく初戦から期待。また、このレースには“珍名馬”
カクカクシカジーカ(馬名由来:斯く斯く然々より)も出走する。
■小倉にも白毛馬登場、3歳の“叔父さん”
シロニイ 小倉の10R・
西日本スポーツ杯には白毛の
シロニイが出走。前走は同級のレースで2番人気2着しており、今回も人気サイドが予想される。こちらは
ユキチャンの弟で、上記
ハウナニの叔父にあたる。
■9月の札幌の長距離名物レース
札幌11Rの丹頂Sは2600mの距離で争われる名物レース。一昨年の優勝馬・
ヒラボクディープ、3年前の優勝馬・
タマモベストプレイなど高齢馬が多くを占める中、3歳の
トラストも出走。前走の
日本ダービーでは勝ち馬
レイデオロから0.6秒差。古豪たちを打ち破ることができるか。