夏競馬が終わり、今週から秋競馬が開幕。その開幕に合わせるかのように日本馬の海外遠征も増えてきた。現地時間10日にはフランス・
シャンティイ競馬場で
サトノダイヤモンド(鞍上・
C.ルメール騎手)と
サトノノブレス(鞍上・
川田将雅騎手)が
凱旋門賞と同コースで行われるフォワ賞(4歳上牡牝・仏G2・芝2400m)に出走。
韓国・ソウル競馬場ではコリアC(3歳上・韓G1・ダート1800m)に
クリソライト(鞍上・
武豊騎手)と
ロンドンタウン(鞍上・
岩田康誠騎手)、コリアス
プリント(3歳上・韓G1・ダート1200m)には
グレイスフルリープ(鞍上・
武豊騎手)が出走と国外でも目が離せないレースが行われる。
日曜日のメインは阪神競馬場で行われる
スプリンターズSの前哨戦・
セントウルS(3歳上・GII・芝1200m)と、中山競馬場で行われるハンデ重賞の
京成杯オータムハンデ(3歳上・ハンデ・GIII・芝1600m)。
GI馬の
ビッグアーサーが回避したものの、
セントウルSには
アイビスSD1、2着馬の
ラインミーティア(牡7、美浦・
水野貴広厩舎)と
フィドゥーシア(牝5、栗東・松元茂樹厩舎)、
シルクロードS以来となる
ダンスディレクター(牡7、栗東・
笹田和秀厩舎)などが出走予定。本番を占う意味でも重要な一戦だ。
京成杯オータムハンデには、
関屋記念を逃げ切った
マルターズアポジー(牡5、美浦・
堀井雅広厩舎)、
中京記念2着の
グランシルク(牡5、美浦・
戸田博文厩舎)などが参戦予定。過去にはここを
ステップに秋のGIで活躍した馬もいるだけに、見逃せない一戦。
また、土曜日には中山競馬場で
秋華賞トライアル・
紫苑S(3歳・牝・GIII・芝2000m)が行われる。昨年はここを
ステップに
ヴィブロスと
パールコードが本番でワンツーを決めており、今年も注目の一戦だ。なお、ここで3着以内に入った馬には
秋華賞の優先出走権が与えられる。
その他、今週の主な見どころ・スケジュール・イ
ベント等は以下の通り。
▼9月5日(火)
・イヌワシ賞(金沢)
・
秋桜賞(名古屋)
▼9月7日(木)
・
戸塚記念(SII・川崎)
▼9月9日(土)
・
紫苑S(GIII・中山)
・
愛チャンピオンS(愛G1・レパーズタウン)
・
ヴィーナスス
プリント(M3・水沢)
▼9月10日(日)
・
京成杯オータムH(GIII・中山)
・
セントウルS(GII・阪神)
・フォワ賞(仏G2・
シャンティイ)
・コリアC(韓G1・ソウル)
・コリアス
プリント(韓G1・ソウル)
・
青藍賞(M2・水沢)
・
サラブレッド大賞典(金沢)
▼達成間近の記録
(騎手)
・
三浦皇成騎手(
JRA・美浦):
JRA通算600勝まであと3勝
・川島信二騎手(
JRA・栗東):
JRA通算300勝まであと3勝
・
伊藤工真騎手(
JRA・美浦):
JRA通算100勝まであと1勝
・
高倉稜騎手(
JRA・栗東):
JRA通算200勝まであと3勝
・
高松亮騎手(岩手):地方通算1000勝まであと1勝
(調教師)
・
佐々木晶三調教師(
JRA・栗東):
JRA通算500勝まであと1勝
・
牧田和弥調教師(
JRA・栗東):
JRA通算100勝まであと3勝
・
角田輝也調教師(愛知):地方通算3000勝まであと4勝
※当ニュースの内容は9月3日時点。