「ローズS・G2」(17日、阪神)
春は3連勝で
フィリーズレビューを制し、
桜花賞に駒を進めた
カラクレナイ。4着に敗れたが、ゴール前の末脚は光っていた。リズムが一気に崩れたのは続くNHKマイルC。1番人気に支持されながら17着に大敗した。
「初めての長距離輸送などで、パドックからイレ込み気味でしたね。この馬の力を出し切れなかった。その分、秋に懸ける思いは強いです」と、松下師の意気込みは半端じゃない。
最終追い切りは13日、栗東CWで単走。繊細な牝馬の仕上げらしく、最後まで馬なりのままで6F84秒1-39秒3-12秒4。4カ月半の休み明けにしては少々物足りない気もするが、すでに6Fから2本の時計を出しており、今回で3本目。「調教量は問題ない」とトレーナーは胸を張る。
「体はできていますよ。先週よりも行きたがるそぶりはましになっていますし、道悪になっても全くダメではない。このあとの
秋華賞のためにも」と秋の反撃を誓った。
提供:デイリースポーツ