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サーレンブラントなど、セントライト記念厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2017年09月15日(金) 13時00分
 3着まで菊花賞(GI・京都芝3000m)の優先出走権が与えられるセントライト記念(GII・中山芝2200m)に、美浦から出走する注目馬について、関係者のコメント。

サーレンブラント(牡3・美浦・戸田博文)について、戸田調教師。
「前走(信濃川特別・1000万下・3着)は前が有利の馬場状態で追い込んできましたし、時計の速い馬場にも対応できました。春先は馬がしっかりしていなくて、コーナーを回る時にも外に膨れてエネルギーも外に逃げていましたが、前走を見ると馬が力をつけてきていますね。

 今週(9/14)の追い切りでは右前脚が落鉄していましたが、以前よりも動けるようになっていますし、時計的にも十分だったと思います。普段は扱いやすい馬ですが、競馬に向けてスイッチが入る馬なので、レースでは折り合いがポイントになるでしょう。あとはコーナーを回る時に外にエネルギーが逃げず、上手に力を溜めて直線に入ることができれば、終いは良い脚を使えると思います。ここで賞金を加算して、先に繋げていくことができれば良いですね」

サンデームーティエ(牡3・美浦・谷原義明)について、谷原調教師。
「他の馬が近くにいるとハミを噛みますが、1頭で走らせると折り合いがつきます。先週併せ馬でしっかり追い切っているので、今週(9/14)はさほどやらなくてもいいなと、単走で上がり重点の内容でした。これでレースに向けちょうど良くなると思います。気難しい面がありますので、放牧に出さずに在厩で調整をしています。それがうまくいって体も増え、現在は450キロ近くあります。競馬では440キロほどで出走できるでしょう。距離は長ければ長いほど良いですし、道悪も歓迎ですね。あとは自分の競馬でどこまでやれるかだと思います」

ストロングレヴィル(牡3・美浦・堀宣行)について、森調教助手。
「休み明けで中間は全体的に体のゆるさがありましたが、今週(9/14)の追い切りは良い動きでしたし、このひと追いで態勢は整うと思います。今回は格上挑戦ですし、東京コースの方が良いので厳しい面もありますが、現状、力を出せる状態なのでどこまでやれるかでしょう」

ローリングタワー(牡3・美浦・伊藤伸一)について、伊藤調教師。
「北海道で2戦してきましたし、先週しっかり追い切っていますので、今週(9/14)は息と体を整える程度でやり過ぎないように注意しました。競馬が上手な馬なので、中山コースは合っていると思います」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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