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フリビオンが3歳馬初のV 中西達也調教師のデビューを飾る/珊瑚冠賞・高知

  • 2017年09月18日(月) 19時00分
 18日、高知競馬場で行われた第29回珊瑚冠賞(3歳上・ダ1900m・1着賞金200万円)は、中団でレースを進めた倉兼育康騎手騎乗の2番人気フリビオン(牡3、高知・中西達也厩舎)が、3〜4コーナーで上がっていって直線突き抜け、好位追走から一旦は抜け出すところを見せた1番人気カッサイ(牡6、高知・雑賀正光厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分4秒2(不良)。

 さらに2馬身差の3着に3番人気ワイルドコットン(牡6、高知・松木啓助厩舎)が入った。

 勝ったフリビオンは、父フリオーソ母ビオンディーナその父エンドスウィープという血統。重賞は5勝目で、3歳馬による本レースの制覇は初。騎手として今年の高知優駿まで本馬とコンビを組んでいた中西達也調教師(7月に騎手引退、厩舎開業にともないフリビオンが転厩)にとっては、これが管理馬の初出走にして初勝利、初重賞制覇というメモリアルとなった。

中西達也調教師コメント
 倉兼騎手はかなりのプレッシャーがあったと思います。それに負けずに馬の力を引き出してくれました。見ている私が感動しました。生涯忘れることのないレースを見せてくれました。(次の目標については)馬のローテーション上、黒潮菊花賞ではなく、西日本ダービーを狙っていきたい。

倉兼育康騎手コメント
 中西調教師に乗ってくれないかと言われた時に、今の自分には荷が重いのでやめてほしいと言いました。自分がどういうレースができるか必死でしたけど、思っていた以上に馬が強くてよかったです。3・4コーナーの入り口はエンジンのかかりが少し遅いと思ったので、ちょっと早めに動いて、直線にはいったら足を使うと中西調教師や(前騎乗の)西川騎手から聞いていたので、4コーナー手前でいけるっていう手ごたえでした。

(フリビオン号について)まだ、3歳馬ですけど、堂々としたレースができ、これから成長していくと思うので非常に楽しい馬だと思います。

【勝ち馬プロフィール】
フリビオン(牡3)
騎手:倉兼育康
厩舎:高知・中西達也
父:フリオーソ
母:ビオンディーナ
母父:エンドスウィープ
馬主:西森鶴
生産者:オリエント牧場
通算成績:18戦14勝(重賞5勝)

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