「
オールカマー・G2」(24日、中山)
歴戦の強者
マイネルミラノが二つ目の重賞タイトルを虎視眈々(たんたん)と狙う。
騎乗停止中のため今回は手綱を取れないが、コンビを組んできた丹内からは、脚質転換の進言があったという。これまで前へ行く積極的な競馬で活路を開いてきた。初重賞制覇だった昨年の
函館記念も逃げ切りだった。ただ、前走の
札幌記念では、2番手から4角先頭も、直線で失速し13着と大敗した。「もう少し粘れても良かったかな。馬の気持ちで止めてしまった面があったかも」と荒木助手は振り返る。
札幌記念後は美浦へ帰厩し、調整は順調。17日にはWで、しまいしっかりと追われて、5F67秒5-38秒4-12秒4の時計をマーク。19日は角馬場からWへ入り、1F17秒ペースで1周し、20日の追い切りに備えた。
「調子は悪くないので、あとは馬のやる気かな」と同助手。戦法次第では、新味が出る可能性もあり、どんな競馬を見せるかにも要注目だ。
提供:デイリースポーツ