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レイデオロ、神戸新聞杯厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2017年09月21日(木) 17時15分
 ダービー馬レイデオロ(牡3・美浦・藤沢和雄)が、神戸新聞杯(GII・阪神芝2400m)に向けてウッドチップコースで2頭併せの追い切りを行った。藤沢調教師と追い切りに騎乗したルメール騎手のコメント。

藤沢調教師
「前走(日本ダービー・GI・1着)は、ゆったりした流れになりましたが、うまく立ち回って強い競馬をしてくれました。レース後は牧場で夏休みを過ごして、およそ1か月前に帰厩しています。元々調教で速い時計は出していませんが、今週(9/21)の追い切りは馬がのんびりしていて、道中はあまり進まなかったのでルメール騎手が気合いを入れていました。これで良くなってくるでしょう。

 普段から落ち着いている馬でしたが、夏を越してさらに扱いやすくなって、春よりも体が10キロほど増えて大人になりました。牧場への移動など輸送を何回も経験していますし、阪神は大きな競馬場なので大丈夫だと思います。秋初戦となりますが、ダービー馬にふさわしいスタートを切れれば良いですね」

ルメール騎手
「今日はフットワークと息の感じが良かったです。長い休み明けなので、コンディションは100パーセントではないですが、エンジンは良いので自信は持っています。ダービーと比べて体も大きくなっていますし、精神的にも大人になっています。春先はまだ子供でしたが、今日の追い切り前の様子も以前よりリラックスしていました。阪神は初めてになりますが、外回りで直線の長いコースは良いですね。スタートは遅い方ですけど、瞬発力を使ってくれる馬です。

 ダービーはとてもスローペースで途中から2番手に上がっていって、それまでと違う競馬になりましたが、今回は良いペースで流れてくれれば、後ろから伸びてきてくれるでしょう。ダービーでは素晴らしい能力を発揮してくれましたし、今年の3歳ではトップホースです。もちろん自信はあります。距離の2400mはベストだと思いますし、スムーズなレースをして次のGIに向かっていければ良いですね」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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