今週からいよいよ秋のGIシリーズが開幕。第一弾・
スプリンターズSはGI馬が軒並み休み明けということもあって混戦ムードが漂う。ス
プリント王に輝くのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■10/1(日)
スプリンターズS(3歳上・GI・中山芝1200m)
レッドファルクス(牡6、美浦・
尾関知人厩舎)は昨年の本レースの覇者。今春も
高松宮記念3着、京王杯ス
プリングC優勝、
安田記念3着と、GI勝ちこそないものの安定した力を見せている。
ステップを使わずぶっつけ本番にはなってしまったが、休み明けでも走れるタイプ。連覇達成なるか。
セイウンコウセイ(牡4、美浦・
上原博之厩舎)は春の
高松宮記念を制覇。続く
函館スプリントSは4着に敗れてしまったが、これはハイペースの中で先行する形になってしまったせいだろう。巻き返しての春秋ス
プリントGI連覇を期待したい。
ビッグアーサー(牡6、栗東・
藤岡健一厩舎)は昨年の本レースで圧倒的な1番人気に支持されたが、直線で完全に詰まってしまい、12着と惨敗してしまった。今年は春の
高松宮記念を脚部不安で回避、秋も前哨戦の
セントウルSを左前脚痛で回避と順調さを欠いているが、能力の高さでどこまでやれるか。
その他、4連勝で
北九州記念を制した
ダイアナヘイロー(牝4、栗東・福島信晴厩舎)、
セントウルSを快勝した
ファインニードル(牡4、栗東・
高橋義忠厩舎)、一叩きした
ダンスディレクター(牡7、栗東・
笹田和秀厩舎)、この条件では3戦全勝の
メラグラーナ(牝5、栗東・
池添学厩舎)、香港から参戦の
ブリザード(セ6、香港・P.イウ厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。