前走
マーキュリーCで念願の重賞初制覇となった
ミツバ(栗東・加用正厩舎)。前走とほぼ同じようなレース間隔をあけて、
シリウスS(9月30日・阪神ダート2000m)に出走予定。今朝27日はレースに向けた最終追い切りをCWコースで行っている。
松山弘平騎手が跨って、単走での追い切り。道中は軽快にラップを速めていき、その勢いは3コーナー、4コーナーで更に加速していく。もともと併せ馬よりも単走の方が動く印象があるだけに、この馬らしい動きといってよいだろう。
最後の直線はそのスピードが衰えないままゴールして、時計は6F82.0〜5F67.0〜4F52.5〜3F38.5〜1F12.8秒。昨年は4着だったが、中1週というローテーションだったし、調整過程としては今年の方がいい。ただ、前走時54キロから今回は57.5キロというトップハンデ。ここを克服することができれば、当然連勝して不思議ない状態にあるといってよいだろう。
(取材・写真:井内利彰)