「
シリウスS・G3」(30日、阪神)
主役の座を目指し、視界は良好だ。連勝で波に乗る
ミツバは27日、栗東CWを単走追い。松山を背に一杯に追われ、6F80秒8-38秒0-13秒3をマークして最終リハを終えた。3週連続で感触を確かめた鞍上は「変わりないですね」と順調な仕上がりぶりを伝える。加用師も「いつもと変わらずいい動きだったね」と納得の表情を見せた。
昨年の
ブラジルCからオープン連勝を飾ったが、今春の
アンタレスSでは2番人気で11着。気ムラな面があり、レースに注文が付くのも事実だ。だが鞍上は「能力は本当に高いし、それをレースで発揮できれば勝ち負け。力を出し切れれば」と期待を込めた。
今回は初の57・5キロを背負うが、舞台は4勝を挙げる好相性の阪神。「前に行ける脚がそこまでないから、出たなりで乗り役に任せる」と指揮官。トップハンデの壁を乗り越え、昨年4着のリベンジを果たす。
提供:デイリースポーツ