この夏2連勝と勢いに乗る
ワンスインナムーンと、新潟で行われた2014年の
スプリンターズS覇者・
スノードラゴンについて、管理する各調教師の追い切り後のコメント。
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ワンスインナムーン(牝4・美浦・
斎藤誠)について、斎藤調教師。
「今週(9/27)はウッドチップコースで上がりだけ反応を見る感じの追い切りでしたが、反応は良かったです。春は急遽GI(
高松宮記念・16着)に出走させることになり急仕上げでしたが、今回はその当時とは全く違いますね。先週6ハロンからビシッとやっていますし、状態も良いです。
春は坂路中心の調整でビシッとやれなかったのですが、今は馬がしっかりしてきました。先週まで追い切りでもメンコを着けていましたが、今週は外せるほどうるさい面がなくなり大人になってきました。自分でレースが作れる馬ですし、逃げなくても大丈夫ですね」
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スノードラゴン(牡9・美浦・
高木登)について、高木調教師。
「大きな変わり身はありませんが、順調に来ています。前走(
セントウルS・GII・8着)は開幕週の馬場で前が止まらないのを見越して、2番手につけた昨年ほどではないものの、少し前に行く競馬をしました。やはり高速馬場だときついですが、それでも上がり33秒台の脚を使ってくれていましたからね。今回は少し馬場も荒れてきましたし、時計がかかるようならと思います」
(取材・写真:佐々木祥恵)