スマートフォン版へ

【凱旋門賞】サトノダイヤモンド“魔のゲート番” 池江師「もう少し内が…」

デイリースポーツ
  • 2017年09月30日(土) 06時00分
 「凱旋門賞・仏G1」(10月1日、シャンティイ)

 28日(日本時間29日)に枠順が決定。サトノダイヤモンドは13番ゲート(馬番は9番)から日本競馬界の悲願に挑むが、今年も欧州の強豪馬がズラリとそろった。

 サトノダイヤモンドは前日夜の抽選会で、13番ゲートからの発進が決まった。シャンティイとロンシャンの違いこそあれ、66年ボンモーを最後に半世紀以上も勝ち馬が出ていない“魔のゲート番”。昨年もマカヒキは外寄りの14番から14着と惨敗を喫している。

 池江師は率直な思いを語った。「もう少し内が欲しかった。こっちの競馬は(道中が)団子で枠のまま振り回される。凱旋門賞は枠と馬場に大きく左右されるから。運がなかったとしか言いようがない」と肩を落とす。「少し外かな、とは思うけど、スタートするのは馬場の真ん中。うまくいい位置が取れるので悪くない」と前向きなルメールとは、対照的なコメントだ。

 29日の朝はリオン坂路を2本。通常のメニューをこなし、状態は上昇カーブ描く。「追い切った後はシャープさが増している」とうなずいた。フォワ賞4着後に課題として挙げた息遣いも馬具を駆使して改善。尽力の効果が表れているのは間違いない。

 一方で、物足りなさを感じているのも事実。「欲を言えばもっと良くなってほしい。でも仕方ない。あと2日しかないから」と上積みこそあれ、ピークの手前を強調する。「ベストまでいっていないが、想定の範囲には持っていけた」と及第点のジャッジを下すにとどまった。

 当日の雨予報を含め、試練が続くサトノダイヤモンド。決戦まであと1日。悲願を目指し、全てを乗り越えるほかない。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す