「
スプリンターズS・G1」(10月1日、中山)
悲願とも言えるG1タイトル奪取へ。大一番に照準を合わせてきた
ダンスディレクターは、大外の8枠16番からゴールを目指すことになった。
理想は中ほどの偶数枠。即座にうなずける枠順ではない。それでも栗東の調教スタンド1階で枠順確定の知らせを受けた浜中は、「一番外になりましたが、駐立に不安があるので、最後入れですぐにスタートできるのはいいと思います」と前を向く。そして「スローになるとどうしても外々を回る形になるので、できれば流れてほしいですね」とハイペースを望んだ。
29日の朝は栗東の角馬場での調整を選択。入念に筋肉を解きほぐして、仕上げを進めた。「マイナス体重にならないようにやってきました。輸送がありますが、減っていないのはいいことだと思います。前走からの上積みはありますから」。笹田師は、骨折明けで7カ月半ぶりだった
セントウルS(3着)を使っての上昇を示唆する。
その後、
高松宮記念を制することになる
セイウンコウセイを破った1月の
シルクロードSに迫る状態で、決戦の日を迎えることになりそうだ。
提供:デイリースポーツ