中山11Rの第51回
スプリンターズステークス(GI、3歳以上、芝1200m)は1番人気
レッドファルクス(
M.デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分07秒6(良)。クビ差2着に5番人気
レッツゴードンキ、さらに1/2馬身差で3着に7番人気
ワンスインナムーンが入った。
レッドファルクスは美浦・
尾関知人厩舎の6歳牡馬で、
父スウェプトオーヴァーボード、
母ベルモット(母の
父サンデーサイレンス)。通算成績は23戦10勝。
〜レース後のコメント〜
1着
レッドファルクス(
M.デムーロ騎手)
「とても気持ちいいです。パドックから具合が良いと思っていました。長く休みを取っても変わらない馬です。賢いです。僕と一緒で負けたくない気持ちのある馬です。スタートしてしばらくは反応が遅いのですが、手応えはずっと良かったです。速い馬場でしたが、手前が替わってからの伸びは素晴らしいです」
(
尾関知人調教師)
「言うことのない枠順で、騎手が結果を出してくれると思っていました。道中は正直言って後ろすぎると思いました。届かないと思いましたが、すごい馬です。GIを勝って色々経験して、身につけていると思います。この後は
高松宮記念で負けた悔しさもありますが、GIに全力投球でしたし、オーナーサイドと相談したいと思います」
2着
レッツゴードンキ(岩田騎手)
「スタートが良かったですし、内枠を生かしていい位置でレースが出来ました。最内のギリギリを狙って抜け出したのですが...」
3着
ワンスインナムーン(
石橋脩騎手)
「行こうと思っていましたし、自分が思い描いていたレースは出来ました。馬は本当に強くなっていますし、馬に感謝です」
(
斎藤誠調教師)
「これまでは初速の速さを抑えていましたが、GIということもあって出して行きました。3〜4コーナーで後ろを離すのは騎手の計算にあったようです。いい逃げだったと思います。1200mでこういうレースが出来るのはいいことです。力をつけています。もう少しでした。放牧に出して一息入れます。暮れの
阪神カップをメドに、
京阪杯も視野に入れたいと思いますが、放牧してから考えます」
4着
スノードラゴン(大野騎手)
「馬の状態は良かったですし、うまく脚をためられれば脚を使う馬です。今日は内で脚をためられたことが良かったです」
5着
ブリザード(G.モッセ騎手)
「スタートで少し遅れてしまい、外の馬が出ていたので進路を失ってしまい、ロスしてしまいました。その後はよく折り合い、指示通り進出していき、直線もよく伸びてくれました。悔しいレースでした」
(P.イウ調教師)
「スタートで狭くなり、他馬とぶつかるアク
シデントがありましたが、道中はいいポジションで最後もよく伸びてくれました。でも、今日は勝ち馬が強かったと思います」
6着
ビッグアーサー(福永騎手)
「いいスタートからリズム良く運べました。直線の半ばまでは、これならと思える手応えで踏ん張っていました。レース間隔が空いていたことを思えば、本当によく頑張ってくれたと思います」
7着
メラグラーナ(戸崎騎手)
「馬の感じはすごく良かったです。もう少し流れると思ったのですが...」
9着
フィドゥーシア(三浦騎手)
「追い切りのイメージで乗り、馬は応えてくれましたが、さすがにGIのメンバーですし、坂もありますからね。これで競馬の幅が広がり、良かったと思います」
11着
セイウンコウセイ(幸騎手)
「揉まれる経験がなく、それだけを心配していました。内外、タイトな感じでしたが、直線、外に持ち出すことが出来、これならと思ったのですが...。揉まれたことが影響したのかもしれません」
13着
ラインミーティア(西田騎手)
「抜群のスタートでしたが、その後、トモをすべらせてしまい、後方の位置取りになってしまいました。GIでこれでは厳しいですね」
14着
モンドキャンノ(池添騎手)
「ためて行く指示がありましたから、抑えて行きました。ムキになるところもありませんでしたし、4コーナー手前から仕掛けて行きましたが、反応がありませんでした。馬が止めているような感じです」
15着
ダイアナヘイロー(
武豊騎手)
「好スタートから、したいレースは出来たのですが...」
16着
ネロ(勝浦騎手)
「出来れば行きたかったのですが、行けませんでした。外から早めに動かされた分、厳しくなってしまいました」
ラジオNIKKEI