オークス馬
ソウルスターリング(牝3・美浦・
藤沢和雄)が、
毎日王冠(GII・東京芝1800m)に向けて、ウッドチップコースで最終追い切りを行った。追い切り後の藤沢調教師のコメント。
「前走の
オークスは、広い東京競馬場で上手に走ってくれましたね。前走後は放牧に出て疲れを取り、少し早め(8/18)にこちらに戻しました。まだ暑い時期の帰厩でしたし、新厩舎に移動したこともあり体が少し細くなりましたが、体はまた盛り返しています。調教のピッチも少しずつ上げて、調整も順調にできています。2週前は
ルメール騎手が乗って追い切りました。馬は張り切っていて、ジョッキーも元気が良かったと言っていました。
先週しっかり追い切っていますので、今週はそれほど時計は速くはありませんでしたが、最後は併入の形でやっています。良い動きでしたね。競馬が近いことを馬はわかっていますし、元々仕上がりの良い馬なので、休み明けでも順調に調整できています。休養を挟んで、以前よりも少し穏やかになっています。
開幕週で馬場も良いでしょうし、ペースが速い競馬の方が楽なので東京の1800mの条件も良いと思います。強い古馬相手で大変だとは思いますけど、胸を借りるつもりで競馬をさせてもらって、それでどのくらい頑張れるかでしょう」
(取材・写真:佐々木祥恵)