2017年は
日経新春杯を制して好スタートを切った
ミッキーロケット(栗東・
音無秀孝厩舎)。しかしその後は掲示板前後という成績が続いており、今秋はG1に向けて、視界良好となるスタートを切りたいところ。5日はその始動戦となる
京都大賞典(10月9日・京都芝2400m)に向けた最終追い切りを坂路で行っている。
和田竜二騎手が跨って、
サンライズノヴァとの併せ馬。スタート時から馬体を併走して、テンから速いラップを刻んでいく。ラスト1F標識で追い比べになると、あっさりと相手を競り落として先着でゴール。
時計は4F50.9〜3F37.6〜2F24.9〜1F12.8秒で自己ベストに近い数字。「先週の時点で太いということだったので、最終追い切りもしっかりやりました」と
音無秀孝調教師。ただゲートに関しては「練習では大丈夫だけど、レースに行ってどうか」とこればかりはやってみないことには分からないといった感じ。
(取材・写真:井内利彰)