去勢後の昨秋以降、5着、17着、6着と結果を残せないできた
フェイムゲーム(セン7・美浦・
宗像義忠)だが、前走の
目黒記念(GII)ではハンデ頭をものともせず、久々にこの馬らしい走りを披露。2年3か月振りに勝ち星を挙げて、重賞5勝目をマークした。前走後は放牧に出て疲れを癒し、牧場でも十分乗り込まれて帰厩。
京都大賞典を目標に順調に調整されており、今日(10/5)はウッドチップコースで併せ馬の追い切りを消化している。
「放牧から戻ってきて少しフックラしていますが、柔らか味が出てきましたし、体のラインも恰好良くなってきました。追い切りの動きも問題なく、前走と変わらない状態です。前走で2500mを勝っていますし、2400mも大丈夫でしょう」と管理する宗像調教師。ただ「開幕週の速い馬場に対応できるかはやってみないとわからない」と師が言うように、開幕週の馬場が鍵になりそうだ。
(取材・文:佐々木祥恵)