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最後の1冠を手にするのはどの馬か/秋華賞の見どころ

  • 2017年10月10日(火) 10時00分
 牝馬3冠レースの最終戦・秋華賞オークスソウルスターリングは不在だが、春の実績馬に加えて上がり馬も揃う魅力的なメンバー構成となった。最後の1冠を手にするのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

■10/15(日) 秋華賞(3歳・牝・GI・京都芝2000m)

 アエロリット(牝3、美浦・菊沢隆徳厩舎)は桜花賞までは勝ち切れないレースが続いていたものの、その後はNHKマイルCでGI制覇を果たし、続くクイーンSでも古馬を完封している。今の充実ぶりなら初の2000mも問題なくこなしてくれそうで、2010年のアパパネ以来となる関東馬Vの期待がかかる。

 ラビットラン(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)は芝転向後2連勝でローズSを制覇。最速の上がりで突き抜けて、一気に秋華賞有力候補に躍り出た。阪神外回りから京都内回りに替わり直線は短くなってしまうが、この大舞台でも末脚爆発を期待したい。

 ファンディーナ(牝3、栗東・高野友和厩舎)は前哨戦のローズSで6着と敗退してしまったが、直線に入ってさあこれからというところで伸びなかったのは、休み明けで馬体重もプラス22キロだったためだろう。素質は世代ナンバーワンという声もある存在、ここで一気の巻き返しなるか。

 その他、距離不安も桜花賞制覇の実績があるレーヌミノル(牝3、栗東・本田優厩舎)、桜花賞2着・オークス5着のリスグラシュー(牝3、栗東・矢作芳人厩舎)、オークス2着のモズカッチャン(牝3、栗東・鮫島一歩厩舎)、紫苑Sを制したディアドラ(牝3、栗東・橋田満厩舎)、ローズSで逃げ粘って2着のカワキタエンカ(牝3、栗東・浜田多実雄厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。

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