今年は日本とアイルランドの外交樹立60周年を記念し、「
アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス」という名称になった。1着馬に
エリザベス女王杯の優先出走権が与えられる一戦、出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■10/14(土)
府中牝馬S(3歳上・牝・GII・東京芝1800m)
ヴィブロス(牝4、栗東・
友道康夫厩舎)は今年初戦の
中山記念で5着に敗れたものの、続く
ドバイターフで豪快な差し切り勝ちを決め、海外GI制覇を果たした。今秋は
エリザベス女王杯を目標にここから始動する。東京コースは初めてだが、世界を制した脚を披露できるか。
C.ルメール騎手との新コンビにも注目。
アドマイヤリード(牝4、栗東・
須貝尚介厩舎)は春の
ヴィクトリアマイルを制覇。続く
クイーンSでは6着に敗れてしまったが、展開だけでなく小回りコースも合わなかったか。東京コースに替わっての巻き返しを期待したい。こちらも鞍上は新コンビとなる
戸崎圭太騎手。
その他、昨年の覇者
クイーンズリング(牝5、栗東・
吉村圭司厩舎)、
クイーンSで2着の
トーセンビクトリー(牝5、栗東・角居勝彦厩舎)、大崩れなく走っている
クインズミラーグロ(牝5、美浦・和田正道厩舎)、
ヴィクトリアマイルで2着と好走した
デンコウアンジュ(牝4、栗東・
荒川義之厩舎)、1600万を連勝の
ワンブレスアウェイ(牝4、美浦・
古賀慎明厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。