「府中牝馬S・G1」(14日、東京)
トーセンビクトリーは11日、栗東坂路で単走。終始馬なりだったが、力強さを感じさせるアクションでしまいを伸ばし、ラスト1Fは12秒7でまとめた。角居師は「先週までの段階でしっかり追ってあるので、しまいをサッと。態勢は整っています」とうなずいた。
母は01年の
エリザベス女王杯を含む重賞4勝馬
トゥザヴィクトリー。これまでは期待ばかりが先行して伸び悩んでいたが、今春の中山牝馬Sで待望のタイトルをゲット。トレーナーは「メンタル面が大人になって、同時に競馬も上手になりました。前走(クイーンS2着)の内容も決して悪くはなかった」と成長を感じ取る。着実に力をつけてきた良血馬が、さらなる飛躍を期す。
提供:デイリースポーツ