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ディアドラ鞍上ルメール「最後の加速がめっちゃええです」/秋華賞共同会見

  • 2017年10月12日(木) 16時15分
ディアドラに騎乗予定のクリストフ・ルメール騎手

――先週、追い切りに騎乗し、初めてディアドラに跨りましたね?ディアドラの第一印象を教えてください。
ルメール とても良いです。すごく乗りやすいです。コンディションも大丈夫。馬のフットワークとバランスがとても良かったです。息も合いました。この前(紫苑S)は楽に勝ちました。馬のコンディションは同じくらいか、秋華賞がベストかもしれない。

――この馬のVTRは見ましたか?
ルメール はい。札幌(のHTB賞)では直線で併せましたね(注:ルメール騎手は2着のラヴィエベールに騎乗し、ディアドラと2頭で後続を3馬身半離した)。レースに行っては特に問題ないと思います。エンジンがかかるのにちょっと時間かかりますけど、最後は必ずいい脚を使っています。レースごとに競馬が上手くなっていると思います。オークスの4着も示すようにとても能力があると思います。

――この馬の強みは?
ルメール 最後の加速がめっちゃええです。最後は大きなパワーを使うね。

――秋華賞のレースプランはいかがでしょうか?
ルメール まだレースプランはありません。スタート、ペース、最初のポジションによります。でも、2000mで勝ったことがある馬だから距離はちょうどいいと思います。自在にポジションをとれるように思います。そして、直線を向いたときにいいポジションにいたいです。

――ルメール騎手秋華賞を勝ちたいですか?
ルメール もちろんです。春はオークスを勝ちました。今回はチャンスはありますが、一番人気ではないでしょう。だから、ノープレッシャーです(笑)。でも、とてもいいチャレンジャーです。もちろん勝ちたいです。

――チャンスの大きさは?
ルメール ミディアム(中くらい)。でも、GIは勝てる馬だと思います。

――最後にひとこと。
ルメール ファンの皆様、秋華賞を見てください。チャンスはあります。よろしくお願いします。


ディアドラを管理する橋田満調教師

――紫苑S、素晴らしい勝ちっぷりでしたね。
橋田 そうですね。ちょっと外を回ったんですけどね、強かったですね。

――毎回いい勝ちっぷりですね。
橋田 そうですね。騎手の思ったように動かせるというのがこの馬の強みですね。

――夏休みを挟んでから連勝中ですね。
橋田 順調に来れたということでしょう。

――先週の1週前追い切りはいかがでしたか?
橋田 ルメールさんが乗って終いを伸ばすように指示したんですけど。乗り役の指示に従って動いてくれました。

――評価は?
橋田 まぁまぁじゃないでしょうか。

――今朝の追い切りは?
橋田 今朝も「終い追ってきなさい」という指示を出しました。時計は思ったより少し遅かったですが、馬場がちょっと重かったようです。動きは指示を出すとすぐに動ける馬なので、その指示のとおりの動きでしたね。

――今回は上位人気での出走となります。
橋田 だいぶ実績を積んできたのでそうなるのだと思います。まぁ、(勝つ)確率は高まっているかな、と思います。

――桜花賞オークスはメンバー中、上がり最速でした。
橋田 桜花賞は最後方からでしたからね。オークスはもう少し前でしたね。どちらかというと1600より2000あたりのほうが距離が合っていますね。

――続いて、HTB賞紫苑Sを選んだ理由は?
橋田 本番(秋華賞)が内回りでコーナー4つですからね。そのあたりを意識したコースや距離のレースを選びました。もうひとつの理由は、(オークス終了時では)賞金的に出られるかどうかわからなかったので出走しました。

――想定どおりの臨戦過程ということでよろしいでしょうか?
橋田 はい、ここまで予定どおりです。

――京都の芝2000メートルという舞台は向いていますか?
橋田 2000mは向いていると思います。小回りがどうかというと、広い馬場のほうが競馬はしやすいと思います。

――道悪はいかがでしょうか?
橋田 天候だけは私たちがどうこうできないので。桜花賞もだいぶ馬場が悪かったですがこなしてくれていますから。一度、もっと悪い馬場のときは走れなかったですけれども。ある程度の道悪であれば大丈夫だと思います。

――この馬のセールスポイントは?
橋田 普段から牝馬のわりに堂々としています。それが競馬にいって余分な力を使わずに済んでいるように思います。

――馬体重はいかがでしょうか?
橋田 ここまで13戦していますが、使いつつ体重も増えています。今回も今までの中で一番体重としては増えていると思います。それがいいのだと思います。

――最後にひとこと。
橋田 3歳牝馬の最後のレースですから、スムーズな競馬をして力を出してほしいですね。

(取材・写真:花岡貴子)

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