牡馬クラシック最終戦・
菊花賞。
レイデオロをはじめ、
日本ダービーの上位3頭が不在ということもあって混戦ムードが漂う。最後の1冠を手にするのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■10/22(日)
菊花賞(3歳・牡牝・GI・京都芝3000m)
アルアイン(牡3、栗東・
池江泰寿厩舎)はこの世代の
皐月賞馬。秋初戦の
セントライト記念は2着だったが、本番を見据えての余裕残しの仕上げだっただけに、特に評価を下げる必要はないだろう。3000mという距離に対する懸念はあるが、それを乗り越えての2冠制覇を期待したい。
ミッキースワロー(牡3、美浦・
菊沢隆徳厩舎)は
セントライト記念で
アルアインを撃破。
横山典弘騎手との新コンビで素晴らしい切れ味を披露した。美浦所属の
菊花賞馬は2001年の
マンハッタンカフェを最後に出ていないが、ここも一気に突き抜けることができるか。
キセキ(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)は夏場に500万・1000万を連勝し、続く
神戸新聞杯でも
レイデオロの2着に入った。この3戦全てで上がり最速をマークしており、今回もその末脚に期待がかかる。父
ルーラーシップに初の重賞、初のGI制覇をもたらすことができるか。
その他、
神戸新聞杯3着の
サトノアーサー(牡3、栗東・
池江泰寿厩舎)、
セントライト記念3着の
サトノクロニクル(牡3、栗東・
池江泰寿厩舎)、ダービー4着の
マイスタイル(牡3、栗東・
昆貢厩舎)、ここが復帰戦となる
ブレスジャーニー(牡3、栗東・
佐々木晶三厩舎)、古馬相手の1000万を勝ってきた
トリコロールブルー(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。