「
埼玉新聞栄冠賞・S3」(18日、浦和)
2番人気の3歳馬
カンムルが6番人気の
ディアドムスとの激しい競り合いを鼻差で制し、9月の
戸塚記念に続く重賞連勝を果たした。1番人気の
タマモネイヴィーは懸命に追い込んだが3着までだった。
メンバー中ただ1頭の3歳馬
カンムルが、58キロの斤量を背負いながら古馬勢を見事に撃破。
戸塚記念に続いて、地元浦和でのうれしい重賞Vを飾った。
スタートは決して良くなかったが、左海は積極的にポジションを取りにいき、1周目の直線で逃げた
オウマタイムの2番手に進出。2周目の向正面から早々とスパート、3コーナーからは外から並んできた
ディアドムスとのマッチレースとなった。
最後は勝負強さを発揮して鼻差勝ち。左海は「ゴールを過ぎても勝ったかどうか分からなかった。本当にしぶとくて、ゴール前でもう一度盛り返した。これから大きいところを勝てる馬に成長して欲しい」と期待をかけた。
次走について小久保師は「JBCクラシックには行かず、ダービー
グランプリ(11月19日・水沢)か
浦和記念(同23日・浦和)のどちらかへ」と明言。陣営は
東京ダービー馬・
ヒガシウィルウィンとの再戦へ照準を合わせているようだ。
提供:デイリースポーツ