10月22日(日)に行われる牡馬三冠最終戦・
菊花賞。ダービー馬
レイデオロをはじめ、ダービー上位3頭が不在ということもあって混戦ムードが漂う。そこで、芸能界屈指の相馬眼をもつキャスター草野仁氏に“乱菊”の狙い方を直撃した。
「
菊花賞は3歳馬にとって初めて体験する3000mの長距離戦、スピードとスタミナがなければ栄冠には辿りつけないものである。過去の優勝馬を見ても、
グリーングラス、
スーパークリーク、
ライスシャワー、
ダンスインザダーク、
ディープインパクト、
オルフェーヴル等、明らかに長距離向きの血統背景を持った馬が多い。とくに以前から云われていたのは、“母の父(ブルードメアサイアー)が短距離血統の馬は
菊花賞では不用”というのが定説だったが、2015年に
キタサンブラック(母の父が短距離の名馬
サクラバクシンオー)が優勝して、それも覆された。
つまり、昨今はさまざまな血の混淆によって単純な血統判断がしにくくなっているのである。現時点で一番重視すべきは、今日に至るまでの競走馬としての能力伸長度のチェックだと思う。夏を境に体力も精神力も大きく成長してくる馬に注目。春の戦線で主役らしい働きをした馬たちと、力関係を比較対照して結論を見出すことにしたい。その筆頭にいるのが
キセキではないかと思いつつ、策を練っているところである」
競走馬としての能力伸長度に注目と語る草野氏。その卓越したお眼鏡にかなったのは
キセキなのかそれとも…。『
ウマい馬券』では草野氏の印、コメントを無料で公開しているので、
こちらもぜひチェックしてもらいたい。