21日、東京競馬場で行われた
富士S(3歳上・GIII・芝1600m)は、好位でレースを進めた
武豊騎手騎乗の1番人気
エアスピネル(牡4、栗東・
笹田和秀厩舎)が、直線で先頭に立って後続を突き放し、中団から追い上げてきた4番人気
イスラボニータ(牡6、美浦・栗田博憲厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒8(不良)。
さらに1/2馬身差の3着に11番人気
クルーガー(牡5、栗東・
高野友和厩舎)が入った。なお、2番人気
ペルシアンナイト(牡3、栗東・
池江泰寿厩舎)は5着、3番人気
グランシルク(牡5、美浦・
戸田博文厩舎)は9着に終わった。
勝った
エアスピネルは、
父キングカメハメハ、
母エアメサイア、
その父サンデーサイレンスという血統。強敵揃いの秋初戦を快勝し、悲願のGI制覇に向け弾みをつけた。また、本馬はこの勝利で11月19日に京都競馬場で行われる
マイルCSの優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆
エアスピネル(牡4)
騎手:
武豊厩舎:栗東・
笹田和秀父:キングカメハメハ母:エアメサイア母父:サンデーサイレンス馬主:ラッ
キーフィールド生産者:社台ファーム
通算成績:14戦4勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2015年
デイリー杯2歳S(GII)