毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。
【菊花賞(京都芝の傾向)】
土曜は午前9時40分に曇から雨に変更。時間の経過とともに雨は強くなり、1R開始時点で稍重だったが、11時49分に重に変更。さらに全レース終了後の午後5時30分に不良に変更されている。日曜も引き続き、雨予報。1時間あたりの降水量も6〜10ミリとまとまった雨が降り続き、菊花賞は「不良馬場」は避けられない情勢。菊花賞が不良で施行されれば、エピファネイアが優勝した13年(勝ち時計3分5秒2)以来、4年ぶりとなる。
土曜の芝レースは...