注目は年内引退が決まった
キタサンブラック。
宝塚記念ではまさかの9着だったが、ここで巻き返して天皇賞春秋制覇を果たすことができるか。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■10/29(日)
天皇賞・秋(3歳上・GI・東京芝2000m)
キタサンブラック(牡5、栗東・
清水久詞厩舎)は春古馬3冠のかかっていた
宝塚記念で9着と惨敗を喫したが、それまでの激戦の疲れが出てしまったか。年内いっぱいでの引退・種牡馬入りが発表されており、残りはあと3戦(天皇賞、
ジャパンC、
有馬記念)。まずはここで改めて現役最強を証明したいところだ。
サトノクラウン(牡5、美浦・
堀宣行厩舎)はその
宝塚記念をV。外から突き抜けて、昨年暮れの
香港ヴァーズに続くGI・2勝目にして、待望の国内GI初制覇を果たした。このレースは2015年17着、2016年14着と惨敗しているが、本格化した今なら話は違うはず。
リアルスティール(牡5、栗東・
矢作芳人厩舎)は前哨戦の
毎日王冠を制覇。今春は
中山記念で8着と敗れ、連覇のかかった
ドバイターフも鼻出血のため回避したが、その鬱憤をひとまずは晴らした。昨年の
天皇賞・秋は
モーリスの2着だったが、今度こそ勝ち星を掴めるか。
その他、
毎日王冠8着からの巻き返しを期す
ソウルスターリング(牝3、美浦・
藤沢和雄厩舎)、クイーンエリザベス2世Cを勝った
ネオリアリズム(牡6、美浦・
堀宣行厩舎)、東京では確実に脚を使う
サトノアラジン(牡6、栗東・
池江泰寿厩舎)、悲願のGI制覇を狙う
ステファノス(牡6、栗東・
藤原英昭厩舎)、一叩きしたダービー馬
マカヒキ(牡4、栗東・
友道康夫厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。