先週の
富士S同様、1着馬に
マイルCSの優先出走権が与えられる。こちらは距離が1400mということで、ス
プリンター寄りのメンバーが顔を揃えた。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■10/28(土)
スワンS(3歳上・GII・京都芝1400m)
レッツゴードンキ(牝5、栗東・
梅田智之厩舎)は休み明けの
スプリンターズSで2着。勝ち馬の決め手には屈したものの、インで上手く立ち回って一旦は先頭に立つという好内容のレースだった。今回の京都芝1400mは、2月に
京都牝馬Sを勝った舞台。ここでも同様に勝利を掴みたいところだ。
サングレーザー(牡3、栗東・
浅見秀一厩舎)は500万、
道新スポーツ賞(1000万)、仲秋S(1600万)と3連勝中。距離短縮が功を奏して、一気にオープンまで上がってきた。強豪が揃ったここも突破できるようなら、今後が大いに楽しみになる。鞍上は今週から来日のC.デムーロ騎手。
セイウンコウセイ(牡4、美浦・
上原博之厩舎)は春秋ス
プリントGI制覇のかかっていた
スプリンターズSで11 着と惨敗。内でモマれる展開になったのが響いてしまったか。今回は3戦2勝2着1回と相性の良い京都コース、巻き返しを期待したい。
ジューヌエコール(牝3、栗東・安田隆行厩舎)は
函館スプリントSをレコードで制覇。その後は蹄を痛めたため
キーンランドCと
スプリンターズSを回避、ここが復帰戦となる。京都替わりは全く問題なく、52キロで出走できるのは大きな魅力だ。
その他、
小倉日経OPを勝った
ダノンメジャー(牡5、栗東・
橋口慎介厩舎)、
京王杯SC11着からの巻き返しを期す
キャンベルジュニア(牡5、美浦・
堀宣行厩舎)、距離短縮プラスの
カラクレナイ(牝3、栗東・
松下武士厩舎)、フランケル産駒
ミスエルテ(牝3、栗東・
池江泰寿厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。