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阪神JFの重要ステップ、穴馬の条件とは/アルテミスS展望

  • 2017年10月26日(木) 06時00分
 阪神JFへの関東エリアのステップ重賞として創設されて今年で6年目。短い歴史ながら、過去の連対馬からアユサンレッツゴードンキメジャーエンブレムと、後のGIホースを輩出している。昨年も勝ち馬のリスグラシューが阪神JFで2着に入った。

1.中距離タイプの種牡馬に注目

 一昨年12番人気で大穴を開けたデンコウアンジュメイショウサムソン産駒で、2014年9番人気で快勝したココロノアイステイゴールド産駒。この時期の2歳牝馬にとって、東京マイルはタフな条件なので、マイルよりは長めの距離に適性がある種牡馬の産駒が好走しやすくなっているようだ。

2.差し・追い込み馬優勢

 過去5年で差し・追い込みが4勝。逃げたメジャーエンブレムが2着に敗れた一昨年が示すとおり、逃げ・先行馬には厳しいレース。

3.キャリアの多さが活きる

 新馬戦を勝って1戦1勝で臨戦した馬は過去5年間で[0-1-1-19]と勝ち切れていない。多頭数になることもあって新馬戦とはレースの厳しさが一変するケースが多く、キャリアの多さは軽視できない。特に近3年は「新馬戦を負けて2戦目の未勝利戦で勝ち上がってきた馬」がここを制している。


 注目はスカーレットカラー。新馬戦がアマルフィコースト(中京2歳S勝ち)の2着で、続く2戦目でシャルルマーニュ(アイビーS2着)を負かして勝ち上がった。骨っぽいメンバーを相手に積み重ねたキャリアは重賞メンバーに入っても上位に評価できる。ヴィクトワールピサ産駒で距離はもっと延びたほうが良さそうなタイプだが、アルテミスSのレース質にはぴったりと見る。

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