「アルテミスS・G3」(29日、東京)
中山で新馬戦を制した
トーセンブレスが25日、美浦Wで追われた。ルメールが騎乗して4F55秒8-41秒5-13秒2を記録。単走で馬なりと控えめな内容ながら、軽快な動きを披露し、状態の良さをアピールした。
鞍上は「単走で軽い追い切りだったが、動きはとても良かった。
リラックスしていたし、いい反応をしてくれた」と初騎乗となったパートナーをたたえる。加藤征師も「落ち着いて走っていたね」と合格点を与えた。
新馬戦は後方から圧巻の差し切りV。東京と比較して直線の短い中山で豪快な競馬を見せた。スケールは大きい。鞍上は「競馬で乗っていないので分からないが、反応が早く、いい瞬発力がある。走りそう」と高い評価を与える。
今年のルメールは2歳戦で絶好調。
ロックディスタウンで札幌2歳Sを制するなど、35勝をマークしている。そんな名手が
ディープインパクトの素質馬を勝利に向けてエスコートする。
提供:デイリースポーツ