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ネオリアリズム森助手「スピードの持続性を生かした先行力が武器」/天皇賞(秋)共同会見

  • 2017年10月26日(木) 14時40分
 爪の不安で札幌記念を回避して、秋の天皇賞(GI・芝2000m)に直行のローテーションとなったネオリアリズム(牡6・美浦・堀宣行)。今朝はウッドチップコースで意欲的な併せ馬の追い切りを行っている。追い切り後、森一誠調教助手が共同記者会見に臨んだ。

(今朝の追い切りについて)
「先週の1週前追い切りで1頭になった時に少し気を抜くところがあったので、そこをうまく矯正することと、馬体の方がすごく充実しているので併せ馬できちんとした負荷をかけたいということで、半マイルから併せ馬での追い切りになりました。休み明けになりますけど、動きも良くて仕上がりは良いと思います」

(ネオリアリズムが少しだけ遅れたようにも見えたが?)
「最後まで集中して走っていましたので、この馬の調教はできていると思います」

(予定していた札幌記念を爪の不安で回避しているが、その後の調整過程は?)
「香港(クイーンエリザベス2世C・GI・1着)の後は札幌記念を目標に函館で調整していました。その過程で爪を痛めて、その痛い箇所をかばうような形で体の他の箇所を気にようなするところがあったので、札幌記念を回避という形になりました。その後は北海道のノーザンファームに放牧に出しまして、牧場で痛い箇所をしっかりとケアして頂いたので、今回入厩した時には体は特に不安なところもなくて、中間も順調に調整の方は進めることができました」

(前走の香港、2走前が中山記念制覇と6歳になって充実しているが、その要因は?)
「すごく前向きな気性で、若い時はその辺のコントロールが競馬でもうまくいかないことが時折ありましたが、年齢を重ねるにつれて気持ちと体のバランスがうまく噛み合ってきたところが競馬に行っての結果につながっているのかなと思います」

(陣営としては今回どのようなレースをイメージしている?)
「スピードの持続性を生かした先行力がこの馬の持ち味だと思っていますが、位置取りやレース展開というよりは、道中いかにリズム良く進めるかがこの馬にとってのポイントになると考えています」

(今回騎乗するシュタルケ騎手については?)
「春に短期免許で来日した時にウチの厩舎で引き受けて、その時に普段調教で一緒に乗ったり、レースにも数多く乗って頂いて、よくコミュニケーションを取ったジョッキーです。その縁があって今回依頼する形になったのですけど、すごく上手に折り合って、馬の能力を引き出してくれる良いジョッキーだなと感じています」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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