1着馬に
マイルチャンピオンシップ(11/19・GI・京都芝1600m)の優先出走権が与えられる
スワンS(GII・京都芝1400m)に、美浦からはGI馬
セイウンコウセイら3頭が出走する。追い切り後の関係者のコメント。
セイウンコウセイ(牡4・美浦・
上原博之)について、上原調教師。
「前走(
スプリンターズS・GI・11着)を使ったことで、馬体の張りが出てフックラして状態も良くなっています。調教の動きにも迫力が出てきましたね。京都コースは馬群が固まらないコースですし、前走のようにごちゃついて揉まれることもないと思います。58キロは初めて背負う斤量ですが、57キロでGIを勝っていますので、あとは他馬との斤量差がどうかでしょう。京都コースは得意ですし、改めて期待します」
キャンベルジュニア(牡5・美浦・
堀宣行)について、森調教助手。
「前走(
京王杯SC・GII・11着)は中山を中1週で走った疲れと重馬場が影響したのか、力を出し切れませんでした。レースを使い込むと背腰に疲れが溜まるので、休み明けの方が良さそうですね。先週は長めから
サトノクラウンと併せての追い切りで、とても良い動きでした。そこで仕上がりましたし、今週はレース当該週のいつものメニューでの調整でした。能力的にもここでも見劣らないでしょうし、好勝負ができるのではないかと思います」
トーキングドラム(牡7・美浦・
斎藤誠)について、斎藤調教師。
「前走(信越S・OP・14着)は、モタれるところはあるだろうとは思っていましたが、あれだけ内にモタれるとは思いませんでした。あれほど負ける馬ではないですし、関西圏で良い成績を残していますので、何かきっかけを掴めればと考えて、メンバーは強いですけどこのレースを使うことにしました」
(取材・写真:佐々木祥恵)