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トーセンブレスなど、アルテミスS厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2017年10月27日(金) 16時20分
 2歳牝馬同士の重賞、アルテミスS(GIII・東京芝1600m)に美浦から出走する各馬について、追い切り後の関係者のコメント。

ダノングレース(牝2・美浦・国枝栄)について、国枝調教師のコメント。
「新馬戦に勝った後は、予定通りこのレースを目標に調整を進めてきました。センスの良い馬ですし、マイル戦にも対応できるでしょう。仕上がりは良いですし、決め手がある馬なのでそれを生かす競馬ができればと思います。

 前走の新馬戦は札幌の滞在競馬でしたが、今回は東京競馬場までの輸送がありますので、体は少し減るかもしれないですね」

ウラヌスチャーム(牝2・美浦・斎藤誠)について、斎藤調教師のコメント。
「全体的にまだ体は緩いので、エンジンがかかるまでモタモタしますが、かかってからは良い脚を使ってくれますね。今週(10/25)の追い切りは良い時計でした。体が緩い分、ゲートが遅いので今回も後ろからの競馬になるかもしれないですが、デビュー戦で終い良い脚を使いましたので期待しています」

トーセンブレス(牝2・美浦・加藤征弘)について、加藤調教師のコメント。
「今回が2戦目ですし、1度使って競馬を覚えてイレ込まないかどうかが鍵になるでしょう。今週(10/25)はルメール騎手が騎乗して追い切りましたが、リラックスしていましたし、思っていたより前回と変わりない感じでした。コース替わりは問題ないでしょう」

■追い切り後のルメール騎手のコメント。
「まだ競馬に乗ったことはないですし、レースのVTRも観ていないですが、厩務員さんは瞬発力があると言っていました。実際に調教で乗っても瞬発力がありそうでした。大きな馬ではないですが、反応が速く、良いフットワークでリラックスして走っていました。レース経験はまだ1戦ですが、走りそうな馬ですね」

グランドピルエット(牝2・美浦・田村康仁)について、高木調教助手のコメント。
「新馬戦は好スタートからセンスの良い競馬をしてくれました。心肺機能や運動機能、食欲、精神面などすべてにおいてポテンシャルが高いですね。この時期の牝馬で加減せずに調整できるのは強みです。

 今週(10/25)の追い切りの動きも良く、止めた後もすぐ息が整いました。1度レースを使って体の沈み方など、さらに競走馬らしいフォームになりました。瞬発力勝負は分が悪いかもしれないですが、トップスピードに上げてから脚を長く使えますし、キャリアの浅い馬同士の競馬なので展開ひとつでしょう」

■パッセ(牝2・美浦・蛯名利弘)について、蛯名調教師。
「前走(くるみ賞・500万下・8着)はデキは良かったのですが、乗り役が跨って気合いが乗っていたところに返し馬で物見をしてしまい、そのせいかレースで集中力を欠いてしまいました。

 連闘になりますが、前走はフワフワ走っていたのでダメージはありませんし、能力もある馬ですからね。今回はシャドーロールを着用しますが、中間装着してみたら効果があったので改めて期待したいです」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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