2日に阪神競馬場で行われた
大阪杯(GII)で3着に入った
スズカマンボ(牡5、栗東・橋田満厩舎)が、レース終了後に左後繋靭帯不全断裂を発症し、競走能力喪失と診断された。
スズカマンボは
父サンデーサイレンス、
母スプリングマンボ(
その父Kingmambo)という血統。03年8月にデビュー。2戦目で初勝利を挙げ、萩S(OP)で、京都・芝1800mの2歳レコードを記録した。04年には
日本ダービー(GI)5着、朝日
チャレンジC(GIII)で重賞初制覇を達成するなど活躍。05年は大阪ハンブルグC(OP)3着から、
天皇賞・春(GI)に挑戦。13番人気ながら鮮やかに制し、GI初制覇を達成した。秋は
天皇賞・秋から始動し、
ジャパンC、
有馬記念(全てGI)と着外に敗れ結果を残せなかったが、年明け初戦の今回で3着となり、復活の兆しを見せた矢先の出来事だった。通算成績19戦4勝(重賞2勝)。