アルゼンチン共和国杯に出走する
アルバートなど、
堀宣行厩舎の管理馬について、森調教助手に話を聞いた。
■11月4日(土)東京12R 3歳以上1000万下(ダ2100m)
サトノティターン(牡4)
「6月に東京で500万を勝った時に、直線で左右にだいぶ寄れて走ってしまったので、調教再審査になりました。先週調教再審査には合格しています。休み明けですが、太め感なく仕上がっていると思います。
1頭になると追い切りでも少しモタれる面がありますので、レースでそのあたりをうまくコントロールできれば、昇級戦でも能力的には通用するでしょう」
■11月5日(日)東京11R
アルゼンチン共和国杯(GII・ハンデ・芝2500m)
アルバート(牡6)
「前走(
オールカマー・GII・7着)は、勝負どころで外に振られる不利があって力を出せませんでした。前走後は短期放牧に出て、10月半ばに帰厩してからここを目標に順調に乗り込んでいます。いくらか急仕上げ気味ですが、追い切りもこの馬らしい動きをしていましたので、能力は出せると思います。
ハンデに関しても、
ダイヤモンドSは58キロで強い勝ち方をしていますし、そこからプラス0.5キロで収まったので許容範囲だと思います。昨年も2着になっていますので、この舞台も良いでしょう」
■11月11日(土)東京11R
武蔵野S(GIII・ダ1600m)1週前
ゴールデンバローズ(牡5)
「6月の
アハルテケS(OP・7着)後は放牧に出しました。戻ってきてからも順調に乗り込んでいます。休み明けで少し太め感はありますが、今週(11/2)の1週前は長めからしっかりやっていますし、これでだいたい仕上がったと思います。体はフレッシュな状態なので、力は出せるでしょう。
前走は気難しさを出してしまいました。調教でもそのような面を見せていますが、競馬でもエンジンのかからないところがあり、止めてしまうようです。成績にムラがあるのは、難しい面があるからでしょう。中間はそのような面は見せていないので、今のところ順調です」
(取材・写真:佐々木祥恵)