今週は金・土・日の3日間開催ですね。
しょっぱなの金曜日、東西とローカル開催の3場開催も忙しいと感じるものですが…。大井でJpnIが行われている中での東西開催はいつも以上に気持ちが追いつかない。ホント慌ただしい(苦笑)。でも、地方の生え抜き・
ララベルが
JBCレディスクラシックを優勝するなど、歴史が変わっていく様子も見れたし。ホント、いい刺激になりますね!
将来的に
中央競馬の開催日程は、よりお客さまのニーズに合わせたものに変わっていくのではないかと察します。今年も来年も年末は12月28日に最後の開催が行われますし、来年は1月5日からではなく6日からの3日間開催となります。トレセンの時間軸で生活している我々にとっては変化が多くて戸惑うこともありますが、頑張ってついていきたいと思います。
続く土曜、日曜も競馬が盛りだくさん。今日は日曜日の
みやこSに出走予定の
モルトベーネに注目しています。
モルトベーネはこれまで長い距離を輸送するとイレ込んでしまって、あまり得意としていませんでした。
「京都はトレセンから一番輸送距離が短い競馬場だし、いい条件だね」と担当の堀江厩務員。
ダートを走る馬のわりには比較的華奢ということもあって、地方の深いダートより中央のほうが合っているようです。こういった条件も手伝ってか、「京都は3勝の実績があるし、相性がいい競馬場」(森助手)なのです。最近は休み明け緒戦よりもトレセンで少しゆっくりした後のレースのほうが力を出しています。
「今回は馬体もふっくらと見せているし、体調もいい」(堀江厩務員)
初重賞制覇の
アンタレスSでの勝ちっぷりは実に鮮やかでした。あの脚、もう一度見たいです!
(取材・写真:花岡貴子)