古馬のトップクラスが勢揃いし、3歳勢も
秋華賞1〜3着馬がエントリー。豪華メンバーが揃った今年の
エリザベス女王杯、出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■11/12(日)
エリザベス女王杯(3歳上・牝・GI・京都芝2200m)
ヴィブロス(牝4、栗東・
友道康夫厩舎)は前哨戦の
府中牝馬Sでクビ差の2着。逃げた
クロコスミアを捕らえられなかったが、ドバイ遠征以来の休み明けだった上、ペースも遅かったことを考えると悪くない結果と言っていいだろう。キッチリと巻き返して、3つ目のGIタイトルを手にしたいところだ。
ディアドラ(牝3、栗東・橋田満厩舎)は夏の1000万条件から3連勝で
秋華賞を制覇。直線で上手く外に持ち出して突き抜け、最後の1冠を手にした。この勢いで古馬も破って、最強牝馬の座に駆け上がることができるか。鞍上は
岩田康誠騎手。
ルージュバック(牝5、美浦・
大竹正博厩舎)は
オールカマーで牡馬を撃破。
金鯱賞8着、
ヴィクトリアマイル10着と不完全燃焼だった春の鬱憤を晴らした。今回は鞍上にR.ムーア騎手を迎え、悲願のGI制覇に臨む。クラブの規定で来春の引退が決まっているだけに、なんとしてもここで決めたいところだろう。
スマートレイアー(牝7、栗東・
大久保龍志厩舎)も
京都大賞典で牡馬を破っている。12戦連続で掲示板入りも果たしており、7歳秋にして素晴らしい充実ぶりだが、引退の日が確実に近づいていることも事実。その前にGIタイトルを奪取しておきたい。
その他、春の
宝塚記念3着以来となる
ミッキークイーン(牝5、栗東・
池江泰寿厩舎)、
府中牝馬Sを制した
クロコスミア(牝4、栗東・西浦勝一厩舎)、GI2着3回の
リスグラシュー(牝3、栗東・
矢作芳人厩舎)、昨年の覇者
クイーンズリング(牝5、栗東・
吉村圭司厩舎)、
秋華賞3着の
モズカッチャン(牝3、栗東・
鮫島一歩厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。