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豪華メンバー集結の最強牝馬決定戦/エリザベス女王杯の見どころ

  • 2017年11月06日(月) 10時10分
 古馬のトップクラスが勢揃いし、3歳勢も秋華賞1〜3着馬がエントリー。豪華メンバーが揃った今年のエリザベス女王杯、出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

■11/12(日) エリザベス女王杯(3歳上・牝・GI・京都芝2200m)

 ヴィブロス(牝4、栗東・友道康夫厩舎)は前哨戦の府中牝馬Sでクビ差の2着。逃げたクロコスミアを捕らえられなかったが、ドバイ遠征以来の休み明けだった上、ペースも遅かったことを考えると悪くない結果と言っていいだろう。キッチリと巻き返して、3つ目のGIタイトルを手にしたいところだ。

 ディアドラ(牝3、栗東・橋田満厩舎)は夏の1000万条件から3連勝で秋華賞を制覇。直線で上手く外に持ち出して突き抜け、最後の1冠を手にした。この勢いで古馬も破って、最強牝馬の座に駆け上がることができるか。鞍上は岩田康誠騎手

 ルージュバック(牝5、美浦・大竹正博厩舎)はオールカマーで牡馬を撃破。金鯱賞8着、ヴィクトリアマイル10着と不完全燃焼だった春の鬱憤を晴らした。今回は鞍上にR.ムーア騎手を迎え、悲願のGI制覇に臨む。クラブの規定で来春の引退が決まっているだけに、なんとしてもここで決めたいところだろう。

 スマートレイアー(牝7、栗東・大久保龍志厩舎)も京都大賞典で牡馬を破っている。12戦連続で掲示板入りも果たしており、7歳秋にして素晴らしい充実ぶりだが、引退の日が確実に近づいていることも事実。その前にGIタイトルを奪取しておきたい。

 その他、春の宝塚記念3着以来となるミッキークイーン(牝5、栗東・池江泰寿厩舎)、府中牝馬Sを制したクロコスミア(牝4、栗東・西浦勝一厩舎)、GI2着3回のリスグラシュー(牝3、栗東・矢作芳人厩舎)、昨年の覇者クイーンズリング(牝5、栗東・吉村圭司厩舎)、秋華賞3着のモズカッチャン(牝3、栗東・鮫島一歩厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。

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