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ヴィブロス友道師「筋肉の量がいま現在も増えています」/エリザベス女王杯共同会見

  • 2017年11月08日(水) 19時15分
ヴィブロスを管理する友道康夫調教師

――ドバイターフを振り返ってください。
友道 輸送が一番心配でしたが上手くいきました。到着して4日目ぐらいに馬を見ましたが馬体がふっくらしていました。これなら良い競馬ができるのではないか、と思いました。そして、馬も頑張りましたが、ジョッキーが本当に上手く乗ってくれました。

――前走の府中牝馬Sはいかがでしたか?
友道 結果は2着でしたが、内容的には満足しています。ちょうど1年前に比べて、脚が長くなっていますね。そして、何よりも筋肉の量がいま現在も増えています。馬体がひと回り大きくなったと思います。

――この中間の調整は?
友道 在厩で調整しました。一回使ってすごく筋肉の張りが出てきたのと、筋肉の量が多くなったというのが見ていて感じられるぐらい一回使った効果を感じています。

――追い切りはいかがでしたか?
友道 先週はCウッドコースでしっかりやりました。動きは良かったです。今朝は先週までにしっかりやっていますから、坂路で併せ馬、馬なりで上がってきました。時計は予定より速くはなりましたけど、そんなに負担はかかっていないと思いますのでいい感じでレースを迎えられると思います。

――2200mは初距離ですが?
友道 それをよく聞かれるんですが、今まではあえて2000mを使っていなかったのではなく、たまたま使うレースがなかったのです。ドバイも2400mの競馬を考えていたぐらいなので、距離に関して全く不安はないです。

――今回の舞台はいかがでしょうか?
友道 どの競馬場に行っても上手く走ってくれますが、やっぱり小回りよりも広い京都の外回りの方が合っていると思います。

――最後に抱負を。
友道 去年は秋華賞でお姉ちゃん(ヴィルシーナ)の無念を晴らしてくれたので、今回はまたお姉ちゃんの悔しい思いを晴らすのと、日本でも強いヴィブロスをお見せできると思いますので、応援よろしくお願いします。


ヴィブロスに騎乗予定のルメール騎手

――前走の府中牝馬Sを振り返ってください
ルメール レースはとても良かったです。ヴィブロスのコンディションがまだ100%ではなかった。長い休み明けでしたから。(府中)牝馬Sでいい走りをしましたけど、まだ良くなっているところ。ラスト150mはすごくいい脚を使ってくれたから嬉しかったです。

――今回に向けてのプラスになりましたか?
ルメール そうそう、良くなりそうね。体が大きくなり筋肉が大きくなった。息もとても良かった。追い切りの後、少しだけ息が入った。日曜日にトップコンディションになるかもしれない。休み明け(の府中牝馬S)は馬がトップコンディションではなかったけれど、今回はGI、メインターゲットです。ちょうどいいコンディションです。

――兄のシュヴァルグランと似ていますか?
ルメール 全然似てない(笑)。シュヴァルグランはちょっとワンペース、でもヴィブロスはいい瞬発力があるから全然違います。

――2200mという距離はいかがでしょうか?
ルメール 2200mもいけそうです。この間は1800mですごく乗りやすかった。リラックスしていたので、2200も大丈夫。

――友道厩舎とは昨年はシングウィズジョイで一緒に戦いましたね。
ルメール 今年も非常に大きなチャンスがあります。ヴィブロスは強い馬です。ドバイでGIを勝った時はメンバーが強かったです。府中牝馬Sでもまた能力を発揮しました。馬のレベルが高いです。またGIを勝てると思います。

――相手関係は?
ルメール 今回もメンバーは強いです。ディアドラはこないだ(秋華賞)めっちゃ強かったです。大きなライバルだと思います。ディアドラは3歳牝馬ですが、ヴィブロスにはもっと経験がある。だからヴィブロスには大きなチャンスがあると思います。

――最後に抱負を。
ルメール 今年のエリザベス女王杯はすごいです。たくさんいい馬がいる。すごくいいチャレンジです。ヴィブロスでまたGIを勝ちたいです。応援してください。

(取材・写真:花岡貴子)

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