「
エリザベス女王杯・G1」(12日、京都)
連覇を目指す
クイーンズリングは8日、朝一番の栗東CWへ。新コンビのC・デムーロが2週連続で騎乗し、しまい重点にシャープな動きを披露した。
先行する
ショートストーリー(4歳1000万下)に馬なりの手応えで併入。6F84秒3-39秒3-11秒7の時計に、鞍上は「行きたがるぐらいの前向きさがあった。レースへ向けて、いい感じできています」と笑顔。吉村師も「指示通り。去年よりも腰や肩回りを大きく見せるし、さらに良くなっている」とパワーアップを強調した。
前年の覇者の長所を「反応の良さ」と話すC・デムーロは、来日週にスワンS(
サングレーザー)を制し、翌週にはファンタジーS(
ベルーガ)と重賞を連勝。世界レベルの手腕を遺憾なく発揮している。「あとはG1を欲しているだけです」。13年
桜花賞(
アユサン)以来となる
ビッグタイトル奪取へ、自信をみなぎらせていた。
提供:デイリースポーツ