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デイリー杯2歳S・G2」(11日、京都)
無傷2連勝で重賞初制覇へ、態勢は万全だ。
ジャンダルムは8日、水口(レースは
武豊)を背に、栗東CWで
サトノケンシロウ(4歳1600万下)、
クライムメジャー(3歳1600万下)との3頭併せ。全身をバネのように弾ませ、6F83秒4-37秒6-11秒6。前者に4馬身、後者に首差先着した。
池江師は「動きは良かった。前走は急仕上げで、調教が1本足りないなかで勝ってくれた。大きくは変わってないけど、この時期の2歳なりに成長している」と手応え十分。続けて「さすがは良血。総合的にレベルが高い。大きなセールスポイントもないけど、欠点も少ない」と評価は高い。
母ビリーヴはス
プリントG12勝。一方、父キトゥンズジョイは芝2400メートルの米G1(04年ターフクラシック招待)を制覇。「足して2で割った感じ。二千もギリギリいけそうだけど、本質はマイラーだと思う」と師は分析する。両親から受け継いだ優秀な遺伝子と、
デイリー杯2歳S5勝を誇る
武豊の手綱で、一気にタイトルをつかむ。
提供:デイリースポーツ