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【エ女王杯】7歳スマートレイアー円熟の舞 切れ味良し4F52秒3!悲願女王へ

デイリースポーツ
  • 2017年11月09日(木) 07時01分
 「エリザベス女王杯・G1」(12日、京都)

 豪華メンバーがそろった統一女王決定戦。G1初Vを狙うスマートレイアーが8日、栗東坂路で軽快な脚さばきを披露した。前哨戦の京都大賞典を制して勢いは十分。頼れる鞍上・武豊の導きでタイトルをつかみ取る。美浦ではルージュバックが3頭併せで最先着と好気配。こちらも女王の座を見据えて着々と仕上げを進めている。

 7歳にして迎えた充実期。それを誇示するかのように、京都大賞典覇者スマートレイアーが雨の栗東坂路で躍動した。テンザワールド(3歳1600万下)を相手に素軽い動きで4F52秒3-37秒8-12秒3。最後までしっかりとした脚さばきで併入を決めた。「この馬のパターンで調整できましたし、変わらず思った通りの動きでしたよ」と大久保師は納得の表情だ。

 あえて牡馬にぶつけた前走。実績のなかった2400メートルという距離でも、上がり3F33秒4の切れ味をさく裂させてきっちりと白星をつかみ取った。「スタートで挟まれる形になって後方からの競馬になりましたが、ジョッキーが臨機応変に対応してくれました。ここにきて好位からでもレースができるようになった。理想の馬になりましたね」と指揮官は目を細める。

 7歳牝馬によるJRA・G1制覇は、16年のヴィクトリアマイルを勝ったストレイトガールのみ。エリザベス女王杯に挑戦した7歳はこれまで5頭いるが、11年のワルキューレ6着が最高着順だ。高齢馬にとって厳しい舞台であるのは確か。それでも、「レース前のイレ込みや折り合い面での課題も解消しましたからね。今までで一番チャンスだと思う。G1ホースにさせたい」と武者震いするのは武豊だ。現在、自身が挙げた京都競馬場での勝利数は1301勝(先週終了時点)。淀は自らの庭のごとし。主戦の自信は何とも頼もしい。

提供:デイリースポーツ

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