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ノンコノユメなど、武蔵野S厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2017年11月09日(木) 19時00分
 1着馬にチャンピオンズC(GI)の優先出走権が与えられる、第22回武蔵野S(GIII・東京ダ1600m)に、美浦から出走する注目馬3頭について追い切り後の関係者のコメント。

ノンコノユメ(セン5・美浦・加藤征弘)について、加藤調教師。
「6週間ほど前に帰厩しました。体がフックラして戻ってきました。先週、先々週と長めからしっかりと追い切っていますし、追うごとに自分で体を作っているようなところがあります。今週(11/8)は、併せた馬の仕掛けが早かったので、遅れたように見えたと思いますが、元々攻め馬は動かない方ですし、動き自体は悪くなかったです。

 休養前は少し馬が大人し過ぎましたが、今回は良い意味でうるささが出てきました。前半リラックスして、そこで乗り手が我慢できるかが鍵ですね。エンジンがかかればまとめて差し切る脚もありますし、直線で思い切って外に出せればと思います」

ゴールデンバローズ(牡5・美浦・堀宣行)について、森調教助手。
「入厩から順調に乗り込んでいます。今週(11/8)も半マイルからの追い切りでしたが、動き自体は良かったです。遅れはしましたが、併せた相手が動いていましたし、ズブさを見せるタイプなので、この馬の調教はできたと思います。

 前走(アハルテケS・OP・7着)時は、追い切りなどでも気を抜いて遅れるようなところがあったのですが、今回は中間そういう面も見せず、気持ちの方も競馬に向けて前向きになっていると思います。ムラな面がありますが、中間はうまくコントロールできていますし、イメージとしては2、3走前に2連勝した時と同じくらいかなと思います」

ロワジャルダン(牡6・美浦・戸田博文)について、戸田調教師。
「前走(グリーンチャンネルC・OP・8着)は休み明けで初めての1400mでしたし、今回は1度使った上積みがありますね。追い切りに乗った大野騎手も、良い感触だったようです。

 今回はGIの実績のある馬もいますが、この時期は走ってくる馬ですし、良い頃の感じに戻ってきていますので、うまく流れに乗れれば見せ場は作れるのではないかと思います。大野騎手も今回が2回目の騎乗でこの馬の感触を掴んでくれていますし、JBCクラシックにも勝っているので、気分良く乗ってくれるのではないかと期待しています」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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