毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。
【福島記念(福島芝の傾向)】
開催2週目の福島は、10月の大雨の影響を受けなかったこともあり、現在施行中のJRA3場では最も芝状態がいい。先週の競馬による大きな傷みもなく、土曜は良馬場で終日行われた。ただ、午後12時1分から小雨が降り続き、最終12Rの時点では多少時計は掛かっていた。
土曜は芝7鞍行われ、勝ち馬の最終4コーナーの位置は7番手(1200m)、2番手、3番手、2番手、1番手、4番手、14番手(1200m)。一見、差しも届いて見えるが...