「
福島記念・G3」(12日、福島)
3歳馬
ウインブライトが好位から抜け出してV。秋初戦の
毎日王冠10着から鮮やかに巻き返し、ス
プリングS以来となる重賞2勝目を飾った。
前半5F通過61秒6の流れを3番手から。勝負どころの3角から強気に仕掛けて抜け出すと、最後は歴戦の古馬たちの猛追をしのぎ切った。主戦の松岡は「もともと期待していた馬。これぐらいはやれると思っていた」と笑みを浮かべる。春は
皐月賞8着、ダービー15着と苦杯をなめたが「まだ成長途上だし、これからもっと良くなる」とさらなる飛躍を見据えた。
畠山師は「芯が入るのは先ですが、今後はマイルから二千くらいが良さそうですね」と目を細める。次戦はチャレンジC(12月2日・阪神)か
中日新聞杯(12月9日・中京)へ向かう。3歳の実力馬が立て直しに成功。今後も中距離路線で存在感を増していく。
提供:デイリースポーツ