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【ジャパンC】キタサンブラック陣営「叩き二走目が一番理想かも」

  • 2017年11月20日(月) 19時10分
 20日は栗東トレセンは全休日。出走各馬の陣営はそれぞれ愛馬の手入れのため、厩舎に顔を出していた。キタサンブラックを担当する辻田厩務員も、もちろんそのひとりだ。

 極悪馬場の天皇賞(秋)を快勝したキタサンブラックだが、レース後もほどなく疲れは取れていい状態を保っている。

「回復は早いですね。普段どおりです。(調教に騎乗している)黒岩ジョッキーもそのように言っていますよ」と辻田厩務員。いつもどおり穏やかな語り口で話すのだが、その横でキタサンブラックもゆったりと構えていた。

 成績にも裏付けられているとおり、辻田厩務員の感覚からも叩き二走目が一番良いコンディションであるケースが多いそうだ。

「やはり1回レースを使った後のほうがいいですし、三走目以降はそれまでも目一杯走っているのでコンディションの維持がポイントになってきますね。いつも一生懸命走って結果を出してくれていますし休み明けでも頑張ってくれていますけど、叩き二走目が一番理想かもしれませんね」

 先週の追い切り後の馬体重が546キロ。今後の推移に注目だ。

「イメージ的には昨年のジャパンCと同じくらいの状態です。力を出せる状態にあると思います」

(取材・写真:花岡貴子)

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