11月26日(日)は頂上決戦・
ジャパンC。豪華メンバーが集結した一戦の中でも、注目は年内の引退が決まっている
キタサンブラック。
netkeiba.comでは、競馬ファンを対象に
ジャパンCアンケートを実施。「
キタサンブラックは
ジャパンC連覇を達成すると思いますか?」のほか、計4つの質問に答えていただいた。11月24日現在、回答を得ている547人のファンの声をお伝えする。
■
キタサンブラックは
ジャパンC連覇を達成すると思いますか?
「達成する」55%
「達成しない」39%
「わからない」6%
「達成する」派が優勢となっている。
天皇賞・秋で同様の
アンケートを行った際には「(天皇賞の春秋制覇を)達成する」派は過半数に満たなかったが、前走の貫禄の勝利もあり、ファンからの支持も強くなった形だ。中には「勝つというより、勝ってほしい!(願望)」という素直な声も…。
■今年来てほしかった外国馬は?
「エネイブル」54%
「
ハイランドリール」22%
「ウィンクス」10%
今年の欧州
年度代表馬・エネイブル。8つの選択肢の中から過半数超えと、やはり日本の競馬ファンにも強烈な印象を残した
凱旋門賞のパフォーマンスだった。
ジャパンCということもあり、「やっぱりゴール前では日本馬と外国馬のせめぎ合いを見たい」「良い馬の誘致が鍵になると思う」と世界の強豪と日本馬の名勝負に期待する声が多かった。
22連勝中の豪州の名牝・ウィンクスも10%の得票を得たが、殊の外多くの支持を得たのが2位の
ハイランドリール。これまで5回、日本馬と世界のビッグレースで対決したことがあり、今では日本のファンにもかなり馴染みのある馬となった。今年は全弟のアイダホが
ジャパンCに出走する。
■
ジャパンCで
M.デムーロ騎手の「
JRA・GIの3着以内(現在まで10戦連続)」は継続すると思いますか?
「継続する」64%
「継続しない」30%
「わからない」6%
秋のGI戦線で猛威を振るう
ミルコ・デムーロ騎手の手腕。秋だけでも
スプリンターズS、
菊花賞、
エリザベス女王杯、
マイルCSとGIを4勝。
オークスから始まる「GI・3着以内」の連続記録も「継続する」との見方が優勢。コンビを組む
サトノクラウンは
天皇賞・秋でも
キタサンブラックとはクビ差の接戦。「有馬までミルコの1頭軸流し」という潔い声も。
■あなたの思い出の
ジャパンCは、どのレースですか?
「2012年
ジェンティルドンナ」21%
「2016年
キタサンブラック」16%
「2006年
ディープインパクト」10%
1位は3歳牝馬
ジェンティルドンナが1歳上の三冠馬・
オルフェーヴルを破った2012年。「現地で競馬をみたのが遥か昔のように感じます」と、やはり現地観戦をして印象に残った一戦を挙げるファンが多かった。
古いところではホーリックスが勝った1989年(
オグリキャップが2着)が8%で4位。
トウカイテイオーが勝った1992年が6%で6位。「(実況の)“オグリ来た!オグリがんばれ!”に大感動」「岡部Jの
ガッツポーズ今でも忘れません」と、思い出と連動したコメントを多く頂戴した。
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豪華メンバーとなった
ジャパンC。
キタサンブラック&
武豊騎手が
ジャパンC連覇を達成するのか、それとも
サトノクラウン&
M.デムーロが天皇賞の借りを返すのか、ダービー馬
レイデオロが世代交代を告げるのか。虎視眈々と優勝を狙う伏兵が波乱を巻き起こすのか。決戦の火蓋は11月26日(日)、15時40分に切られる。