毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。
【チャンピオンズC(中京ダートの傾向)】
先月11月24日以降、晴天続きの中京ダート。土曜は予想通り、良馬場で終日行われた。乾燥したダートは時計が掛かる状況が予想されたが、結果的には標準の時計は出ていた。土曜10R・寒椿賞を勝ったメイショウオーパスは1分24秒3の2歳コースレコード。従来の中京2歳レコードが1分24秒5(クリスタルタイソン)で飛び抜けて速い時計ではないが、オーパス自身は持ち時計を1秒1短縮しており、一定の時計は出ている。
ちなみにチャンピオンズCと同じダート1800mで行われた8R・500万下を勝ったクレマンダルザスは1分52秒7(過去自己ベストは1分53秒3=阪神)でこちらも時計をやや短縮した。標準的な良馬場といっていい。
土曜の...