チャンピオンズカップの
ゴールドドリーム、本当に強かったですね。月曜朝は一夜明けの取材に伺いました(
記事はこちら)。この取材は毎度ながら、ほぼ決まって喜びの声を聴くことになるので、いつも心温まり、大好きな仕事であります。
ただ、この一夜明け取材をしていて、いつも気になることがあります。それは、ゲートについていった担当者がレースをライブで見れない可能性があることです。今回、中京競馬場の移動のバスにはラジオしかついておらず、担当者は実際のレースの様子をライブで観戦できませんでした。移動するバスの中にいるのですから、物理的に無理があるのは承知しています。でも、せめてそのバスの中にモニターをつけてあげて欲しいものです。
厩務員さんの担当馬は基本2頭なのですが、毎日毎日その2頭を中心に向き合って仕事しています。業務上もある程度レースの内容を把握しておくのが望ましいかと思いますし、バスにモニターをつけるだけなので…。なんとかならないものですかね。グリーンチャンネルweb経由だと若干タイミングが遅れてしまいますし、やっぱりモニターが望ましいのです。
netkeiba.comさんの掲示板でもこのようなご意見を複数拝見しました。ぜひ、なんとかなって欲しいものです。
さて、今週は日本では
阪神ジュベナイルフィリーズ、香港では香港国際競走が行われます。それらに負けないくらい気になるのは、阪神のリゲルステークス! すごいメンバーが揃いましたね。
サトノアーサーや
ファンディーナはクラシックこそ取れませんでしたが、有力候補としてGI戦線を賑わせてくれました。
サトノアーサーを担当する田重田助手も
菊花賞での見えない疲れを心配していましたが、大丈夫そうでしたよ。
「
菊花賞ではあれだけの道悪を走ることになったので、肉体的にもですが精神的なダメージを心配しました。でも、短期放牧から戻ったあとも意欲的だし大丈夫そうです」
一生に一度のクラシックということで、距離適性も完全には把握できていないこともあり、結果的に決して適性があるとはいえない距離を走ることになるケースも見受けられます。結果論ですが、
サトノアーサーに3000mは長かったですね。
「来年、また重賞を走るためにも賞金を積んでおきたいです。距離はこのくらいのほうが走りやすいはずなので期待しています」
(取材・写真:花岡貴子)